うたたね図書館

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『LAW&ORDER 性犯罪特別捜査班』S13~21まで

引き続き『LAW&ORDER 性犯罪特別捜査班』について。

huluならS26までの全エピソードが観られるとわかり、とりあえず一ヶ月無料体験中に

どこまで視聴可能かチャレンジしています。正直観終わっていませんが、L&O SVU熱が冷める気配はなく、少し期間を開けてS1からゆっくり見たいと考えています。

 このドラマをずっと見ていて、やっと自分にも沁みてきたのが、何度も何度もオリビアが被害者たちに言う「あなたは悪くない」という言葉。例えば、傷害・窃盗事件などでは簡単に被害者に寄り添えるのに、なぜか性犯罪被害者は「被害者に落ち度があった」と言われてしまうというこの不条理さ。自分に置き換えても、「チャラチャラした服を着てはだめ」「キリッとした態度を取っていなければだめ」と、要求されることが多かったし、何ならそういうことを他人にも求めていた節があるなと思います。もっと抵抗しなければ、通報しなければ、はっきりと拒絶しなければと。しかし、悪いのは誰?犯罪者でしょう!という、このシンプルなメッセージが一貫したテーマであるところが、一番の魅力ではないかと思います。

 そして、オリビアがどんどん警察機構のなかで出世していくのが素晴らしい。S21で警部(captain)にたどり着いているので、あとは警視正とかまで行くんでしょうか?オリビアだけでなくフィンやアマンダも昇進しているのがいいではないですか。特にアマンダは、「8年間で一度も昇進なし」と嘆いていただけに、彼女自身も意外に思えた時期に昇進できたのが私もうれしい。

 S21はぎりぎりコロナになる前に撮影ができていたようですが、通常1シーズン24エピソードのところが、20エピソードまで。S22は視聴中ですが、エピソード数がE16で終わっているので、完全に撮影ができなかったと思われます。実際S21の後半からは、オリビアが画面に全く出てこなかったり、その他の登場人物も含めて、屋外で面談したり、警察内部での取り調べがなかったり、取調室の机が大きくなって(距離を保つためでしょう)いたりと、工夫を重ねた撮影を重ねていたのだと思います。日本でもそうでしたよね。『相棒』でも、一場面に出てくる俳優の数が減っていたりと、本当に皆さんの工夫のたまものです。

 また、コロナによるロックダウンの影響が事件にも直接描かれていて、NYの当時の様子や、日本はどうだったかと思い出す、一つの資料のような役割もこれから果たしていくのかな?と感じています。

 いずれにせよ、1シーズン単位で、もっとよく見直して、ゆっくりアップしていきたいと考えているところ。いつになるやらですが、これはやってみたいことの一つです。

 

『Law & Order 性犯罪特捜班 S12』 視聴

 今更という感じですが、『Law & Order 性犯罪特捜班』シリーズにはまってしまい、

取り付かれたように毎日視聴中です。

 

 現在も放送されている超長寿シリーズ物だそうで、長く続いているだけの事はある面白さ。というか、本家の『Law & Order』のスピンオフとして『~性犯罪特捜班』(以降はSVUと略)がシリーズ化され、今や本家をしのぐ長さに成長。

2025年9月より本国ではシーズン27に突入。私はNETFLIXでシーズン12からスタートしたので先は長いと思っていたら、あっという間のシーズン16。続きは別の配信サービスを使うしかないのか?お願いだからネトフリでもシーズン17以降を配信して欲しいです。

 同じプロデューサー作品の『シカゴ』シリーズ(消防署から始まって、警察・病院・裁判まで市民生活を幅広くカバー)同様、一話完結事件と、それに係る関係者の人間模様が面白くて、被害者・犯人・関係者たちの行く末を追いかけたくなるわけです。

オリビア・ベンソン(演:マリスカ・ハージティ)とエリオット・ステイブラー(演:クリストファー・メローニ)の両刑事を主人公に、上司・同僚・地区検事・法医学者等々の個性的な関係者たちが興味深く、しかもシリーズが長いだけに過去の事件の後遺症が出たり、刑事自身の歴史が少しずつ明らかになってきたりと、メインである事件以外にも見ごたえがあるのが、ついつい見てしまう理由かも。

 どなたかのブログで読んだんですが、『すべてのエピソードが傑作かといえば、そうでもない。適当にあまり面白くない回もあるところが良い』といった内容で、私も強く同意します。製作者だって、あれだけの内容をだいたい25エピソードくらい製作するんですから、たまには外れもあるでしょう。性犯罪と認定される事件の範囲が広く、番組を見ながら個人的に「これは性犯罪として成立しないのでは?」と思っていても、それは自分が過去に聞いたり読んだりした情報バイアスがかかっているからと分かったことが結構あって、自分の認識を改めるきっかけにもなりました。あまり日本の作品ではお目にかからないような手口のお話も多く、とにかく興味が募ります。

 忘れてはならないのが特別ゲストの豪華さ。シーズン12の中では、マーシャ・ゲイ・ハーデンはS7,8,12,14と複数シーズンにわたっての長期出演。他にジェレミー・アイアンズが2エピソードに登場しています。キャラクターとして深く掘り下げられる設定に加えて、シリーズの展開としても欠かせないとなるのが、長寿の秘訣なんでしょうね。S12には、ベンソン刑事の中の人が、過去に病院の同僚として一緒に働いていたマリア・ベロも顔を見せていてました。

 シーズン12は主要メンバーであるステイブラー刑事の最終シーズンとなり、番組としても一大転換点だったでしょう。以降のシーズンは、ベンソン刑事がSVUを率いていくわけで、名実ともにマリスカ・ハージティーが番組の看板になったわけです。

シーズン12 レギュラー勢ぞろい

 これを書くにあたって、いろいろなサイトを調べたのですが、マリスカ・ハージティーって、ジェーン・マンスフィールドの娘なんですね。言われてみれば顔が似ているし、ナイス・バディもお母さん譲りという感じ。彼女がERに出ていたなんて書いてあっても思い出せなかったけれど、「グリーン先生にうざがらみする受付」役と分かって、

はっきりと思い出しました。まさかあの時の彼女が、ニューヨークで刑事になったとは。人生何が起こるかわからない(←明らかに取り違えている)。

 

 

 

 

機嫌を取る

 毎日ご機嫌さんならいいけれど、そうもいかないの人間だから。

 どんな友人たちよりも長い時間を過ごしてきた同僚がおりまして、どうにもこうにも

煙たい存在なのです。おそらく似た者同士だから余計に、近親憎悪にも似た感情が現れるわけですな。周りは「同期なんだから」と何かにつけて仲よくしろと言ってくるわけだが、そんなことできるわけないじゃありませんか、お富さん。

 とはいえ、私も社会的には立派な大人なので、あたり良くしておきたいのですが、どうも彼女の方はそんな気さらさらなくしている模様。数年前までは何とか外面を保っていたのにね。機嫌が悪いのか、どうでもいいのか、昼食時間も会話は一切なし。私からも話しかけないけど。だって説教くさいんだもの。押しつけがましいんだもの。さらっと聞き流しておけばいいのに。だって親友じゃないでしょ私たち。

 誰もいない遠くのネットの片隅で、たまには愚痴を書きたいときもあるわけです。

 そんな今日の私の機嫌を取ってくれるものは、ヨーロピアンシュガーコーン。

さあ、食べようかな。

2026年映画初め

 2026年も早いもので10日余りが過ぎました。今年も思い出したようなタイミングで

このブログを続けていきたいと思います。

 

 今年の映画初めは『シャドウズ・エッジ』(原題:捕風追影)

 公開は昨年でしたが、年末はとにかく時間が取れず、年越し案件となりました。

 元作品である『天使の眼、野獣の街』は公開当時観たはずですが、記憶なし。というか、監視カメラを欺く犯罪者とアナクロ捜査の対決という構図は記憶にあるものの、家輝さんが出ていたことをすっかり失念。ヤムヤムは覚えていたんですけどね。あとかっこいいマギ-・シュウ(邵美琪)も覚えている。なぜに家輝さんだけを覚えていないのか?2009年公開なので、16年ぶりの再映画化。この間に韓国映画として『監視者たち』というタイトルでリメイクされるも、こちらの情報は全く知らず。

 で、作品自体は現代の実情にあわせてうまくアップデートされていたところ、御大・成龍を退職した元刑事という設定にすることで、実年齢とのギャップを押さえた結果、好感度が上がったところ。なによりも家輝さんの怪演ぶりに圧倒されました。舞台をマカオとしたのも、話のつくりとしてよかったのかと思います。

 アクションも見ごたえがあるし、二大スターの競演も楽しく、絶対続編を作る気満々なところと言い、年頭を飾るにふさわしい作品でした

 

 

 

 

2026年お正月くらいは

 お正月くらいは何かしようと思っていましたが、普段が怠け者なので、この時だけ何かがでいるはずもなく、明日からは再びの仕事です。

 とはいえ、やはりお正月なので一応何か書き出してみて、一つでも二つでも、何かやり切れればいいなと思っているので、とにかく書いてみよう!

 

1.家計管理

 定年・再雇用の身としては、これにつきるでしょう。年末に何とか棚卸をすませて、

半月ほど複式家計簿なるものにチャレンジ中。少なくとも、財布の中身がピッタリ合ってくことに、ささやかな達成感を感じております。これを一年続けたい。

 

2.休日の計画

 もともと、思い立ったが吉日とばかりに体を動かせないので、急なスケジュール対応ができず、あれこれ見逃したり、行きそびれたりで後悔することしばし。ならば、日程表にすべて書き込んでしまおうというのが今年の目標です。書いてしまうと逆に守らなければ、やらなければという気にもなるので結構自分の性格に合っているかもしれません。

 

3.健康管理

これが一番でもいいと思うけれど、命あっての物種。心身共に健康でやってみたいと思った事を躊躇なくできるからだというのは本当に大切。そのためのメンテナンスを定期的に行っていこうと。一日何かストレッチをするとか、ささやかながら続けたいです。

あ、歯医者と眼医者の日程を決めなくては。

 

4やりきる

これ一本でもいいかも。決めたんだからやりきろう。質や結果は求めない。とにかく

一年最後まで。去年は夏の暑さに負け、年末にかけてなし崩しでしたので。駄目だとおもったら、いったん休んで立て直すことも必要と実感しました。(2番目の目標にも

立て直し用のゆとりを設けないと!)

 

それでは、今年も元気にゆるゆると進んでまいりましょう。

 

4月映画まとめ

 4月も終わったところなので、鑑賞作品を簡単に紹介

moviola.jp

 セリフのない映画ということで、興味深く観に行きました。ちょっととぼけた感じでありながら、なかなか厳しい側面もみせつつの作品。すれ違う一瞬にどれだけ相手に伝えられるかというところが面白く、最後まで楽しめた作品。

 主人公が生活する部屋もかわいらしい。

 

『ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女』

klockworx.com

『ステラ』だけだと、往年の母もの映画と一緒になってしまうから副題がついたんでしょうね。タイトルに「女」とかついていると、少し疑いの目をもってしまうのですが、

本作についてはややうなずいてしまう部分もあり。なんというか、嫌な感じのする「女」の部分を使ってまさしく保身をはかっていくあたり、なんともやるせない気になります。この映画『フィリップ』と対にしても面白いかも。男性ならうまくやれたとか、新しい世界への旅立ちといった昇華があるのに、女性では許されない。それは強制収容所送りの危機が迫っていても同じというあたり、もやもやではなく、むしゃくしゃします。

『映画を愛する君へ』

映画『映画を愛する君へ』公式サイト

別の場所で少しつぶやいたので省略。

 

『ボサノバ~撃たれたピアニスト』

bossanova.2-meter.net

予告が良かったので。有名なピアニストの足跡をたどる話とばかり思っていたら、

これはほぼドキュメンタリーと言っていいのでは?ボサノヴァの歴史に欠かせない、だけど途中で消えてしまったピアニスト、その失踪の理由は旋律すべきものだった。どうしてラテンアメリカ諸国で軍事政権が多かったのか?何か良い本はないかな?

 

『ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男』

www.goebbelsmovie.com

今月二本目のナチ物。てっきりドキュメンタリーかと思っていたらフィクションなんですね。しかも実際の映像と作品の映像を巧妙につないでいて、立体的なつくりになっている。当然、歴史に名高い人物が出てくるわけですが、そっくりさん風なのではなく、アプローチで寄せていくというのが面白い。80年前に開発された煽りの手法が今なお繰り返されているあたり、背筋がぞっとすると同時に、自分は大丈夫なのかと常に問い続けておきたい。

 

mimosafilms.com

すごい作品です。東京映画祭で特別賞となった時に結構話題になっていたと思います。で、「TATAMI」?畳の事か?と思っていたらまさにその通り。柔道で使う畳がそのままタイトルです。イランとイスラエルの国家的対立がスポーツの場にも持ち越され、挙句の果てに、不本意な棄権を強要される。スポーツをそのまま楽しめることがどれほど特権的なことなのか思い知らされました。一方でスポーツマン同士の交流や、大会運営の裏側、柔道で技をかけられたらどうなるといったあたりが丁寧に描かれていて、単なる政治スリラーに留まらない部分があってバランスが良かった。監督役の俳優はどこかで観た気がしたと思ったら、『聖地には蜘蛛が巣を張る』のジャーナリスト役でしたか。大変な覚悟がないと製作不可能な映画。

『ベルナデット 最強のファーストレディ』鑑賞

 公開当時にどうしようかなと思いながら見逃してしまった『ベルナデット 最強のファーストレディ』をシネマ神戸 にて鑑賞してきました。

 ハードな作品を立て続けに観ていたので、小気味よい映画のリズムがあってとても

楽しめる作品でした。

原題:Bernadette 公開年:2023年 上映時間:92分 

監督:レア・ドムナック ( Léa Domenach)

脚本:レア・ドムナック、Clémence Dargent

音楽:Anne-Sophie Versnaeyen 撮影:Elin Kirschfink 美術:Jean-Marc Tran Tan Ba

編集:Christel Dewynter 衣装:カトリーヌ・ルテリエ(Catherine Leterrier)

 

bernadette-movie.com

 

 映画の始まりは、ジャック・シラクが大統領に初選出されるところから。例えば、アメリカ大統領選挙などを観ていると、その配偶者は全力で大統領候補を応援するし、当選の暁には、その一挙手一投足が何かにつけて報道される訳です。その辺はフランスでも同じと思いますが、1995年当時のフランスでは、当選結果は本人のもの。平たく言えば、内助の功を全うして表に出るなと言われてしまうベルナデット。冒頭の場面、完全にボーイズクラブでしたね。

 面白いと感じたのは、大統領選の時点で彼女は県議会の議員なんですね。言ってみればアメリカ大統領夫人が、どこかの州議会議員をやっているようなものでしょうか?シラク氏と知り合ったのも、パリ政治学院でのことなので、もともと政治には強い興味があったはず。だから、映画は話半分(冒頭から、これはフィクションと宣言している)としても我慢のならない事なはず。夫だけならいざ知らず、娘にまで「発言するときはよく気を付けて」なんてご指導されるようでは、憤懣やるかたなし。

 とはいえ、本人自身のかせというのか教育のたまものというのか、「一歩控えていようかな」と何となく思ってしまうところ。分る気がします。そんな居場所のない彼女を引き上げてくれる力強い相棒が、ベルナール・ニケ。見かけはさえないし、陰で「ぼんくら」呼ばわりされている人間ですが、広報担当の娘が太鼓判を押して指南役に抜擢するだけあって、その能力の高さに驚くばかり。いわば凸凹コンビによるベルナデット改造計画が、この映画の大きな見せ場と思います。例えば、ベルナデットの人気調査とそのプレゼンをするくだり。実際の仕事でも使えるんじゃないかっていうくらいセンスがいい。結果の端的な説明、特記事項の追加、見やすいレイアウト。手作り感いっぱいのプレゼン資料ですが、あのグラフの色彩がおしゃれ。あと、ナイトクラブに繰り出すシーン、暗いところでサングラスって!という場面ですけど、ニケも結構楽しんでいて、いい味出してます。

 忘れてならないのが、自分をないがしろにした人たちへの復讐。きっかけは、自分にされたことではなく、自分の大切なものに対する仕打ちだったというのは指摘したいところ。おそらく自分の事だけなら我慢もしよう(できるのか?)と思っていたかもしれないが、あの大切な亀(名前はマリー・アントワネット)への仕打ちは私も観ていて怒りに震えました。ポスターでも大事に亀をもっているし、折につけ身に着けている亀モチーフのブローチいいですよね。ゆっくりしているようだけど、着実に歩みを進める亀が、ベルナデットのよりどころなんだと思っています。

 話をもどして、復讐劇が本当に痛快で、こんな風にできるなら私もやってみたい!

自分を見下す運転手への復讐は、お国柄も相まって笑ってしまうし(本当は笑えない。今ならパワハラで訴えられそう)、陣営を裏切った政敵(サルコジ!)のお追従を徹底的にはねのける態度はあっぱれ。サルコジのすりよりエピソードは結構しつこくて、その結果アッと驚く結末につながるあたり、観る側は結果を知っているだけに、この関係はどう転んでいくのか?とすこしハラハラしながら観ていたのですが、そこをベルナデットの人間的成長に昇華させて話をまとめて、現実世界をうまくファンタジーに持っていく技がすごいなと思って観ていました。

 本作は政治がテーマではないけれど、自分の選挙区を視察に行って、地元民と気さくに話すあの様子、垣根が低くていい感じです。自己演出と分かっていても、なんというかお互い対等な人間関係が見えて本当に羨ましい。そうそう、極右政権にNOを突き付けるデモの様子もきっちり映画内に入れてくるあたり、さすがと思ってしまう。ベルナデットの直感という表現にしていたものの、この映画に描かれた後の政治情勢を思えば、卓越した政治センスですよね。

 そして、働く女性達へのエールがチャーミング。「市場や農場やそのほかあらゆる場所で能力を発揮しきれずにいる女性」(確かこんな感じだったと思う)って、普通に毎日仕事に通う私を応援しているように感じました。ベルナデットにインタビューをする雑誌記者のエピソードも良かったですね。大統領からみれば取るに足りないようなインタビューでも、「彼女たちは仕事をしに来ているんですよ」と時間押しになっても、そのまま続けるところ、こんな風にサポートしてもらえたらうれしいんじゃないかと感じた場面です。仕事になれてしまって「またか~」なんてやり過ごしがちな、かつて若かった方に強く訴える場面ではないかと思うのです。

 監督自身は影響を受けたくなかったということで、シラク家への取材はほとんどしなかったそう。シラク家側もかなり寛大だなと。それを言えば、サルコジはもとより、皮肉屋のドビルバンとか実名ズバリで出てきますが、忖度なしに映画にできるところ、日本でもぜひと思うのですが、難しいかな。

 もう一つ是非書いておきたいのがポスター。壁紙と同じ柄のスーツに身を包んで、背景扱いされている彼女が、亀を手に自由を手に入れていく話と勝手に思っています。

 

 ドムナック監督の次回作は『男の皮』 これは、書肆喫茶moriさんが主宰されたクラファンで、原作本がただいま鋭意翻訳中です。次回作もぜひ公開されるよう、期待が膨らみます。