うたたね図書館

散らかった好奇心を集める場所

『エキゾチック・パリ案内』読了

www.heibonsha.co.jp 著者:清岡智比古 出版社:平凡社 発行年:2012年11月15日 初版第一刷 大部で重厚なミステリーを読んだあとに、何か軽く楽しく読めそうなものが欲しくて図書館で発見。 タイトル通り、パリの案内書ではあるけれど、頭に「エキゾチック」…

『カサンドラ・クロス』鑑賞

あまりに書くのが遅すぎて泣けてくるけれど、何とかまとめた、2023年最後の鑑賞記録です。 年末に見納めとした『カサンドラ・クロス』 以下は作品情報のまとめと感想です。以下各所で内容に触れていますので、読み進める際はご注意下さい。 原題:The Ca…

2024年映画初め

2024年は、いきなりの地震に飛行機事故と衝撃の幕開けとなりました。 能天気な私も、久々の大きな揺れを感じて1日は何だか頭がくらくらしたまま終了。2日目は訪問客対応で何となく終わってしまい、結局休み前から約束していた、新年会兼映画鑑賞が、今…

2023年まとめ

月並みなタイトルだけど、今年のまとめを簡単に。 ・映画をよく見た(映画館で130本 封切り作品はかなり少ないです) ・読書に挑戦した。 自分の中でやれたと思うのはこのくらい。あとは自堕落だったなあと。おそらく一番必要な目標は「やりきる」 お料理…

家計簿は意外とはまる

ここに来るのも久しぶり。真面目に映画などは観ていたが、どうにも書くのが遅くてなかなかアップできていない。 書くことは決して嫌いでないはずなのに、この遅さはどうしたものか。環境を整えて、ささっとPCに向き合った方がいいのか。スマホで長文を入れる…

久しぶりに友人と

この3年余り、遠方の友人になかなか会いにくかったのですが、重い腰を上げて、えいやっと連絡を取って、ランチとお茶を楽しんできました。 学校卒業以来、なんだかんだと一年に一度くらいは会っていたのです。だから、久々の再会は非常にうれしい。長いブラ…

いたずらにチケット争奪戦に参加すまじ

とあるチケット争奪戦に参加して惨敗。トークショーや人気の舞台などのチケット争奪戦から久しく退いていたのですが、今回久々に参戦。そして惨敗。 敗因は、リロード&クリックをしていなかったため。律儀にもサイト内の戻るボタンから、再び日程を選択、再…

『転がる香港に苔は生えない』読了

著者:星野 博美 出版社:情報センター出版局 発行年:2000年4月19日 第一刷 2001年7月26日 第六刷 著者の星野博美さんは私と同世代。(正確には学年が一緒で年齢は半年ほど私が上だと思う)この本が出版されて、大宅壮一ノンフィクション賞受賞…

『モダンガール論 女の子には出世の道が二つある』 読了

著者 斎藤 美奈子出版社 ㈱マガジンハウス発行者 細川 泉発行年 2000年12月21日 第一刷 米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」でご紹介の本を端から読んでいく、野望の第二弾。 「女の出世」とは何か?おそらく気が付いていても口に出さな…

『家族と社会が壊れるとき』読了

映画監督の是枝裕和とケン・ローチの対談番組を元に、追加取材と加筆修正を行ったもの。この本の元になった番組は二本とも見たのですが、どうしても尺の都合で物足りない部分や、もう少し詳しく聞きたいところがありました。 たまたま、図書館でこの本を目に…

映画:『ノートルダム 炎の大聖堂』鑑賞

2019年4月15日に発生した、フランス、パリにあるノートルダム大聖堂の火災事故を、ジャン=ジャック・アノー監督が映画化したもの。 もちろん、火災当日にカメラを回せるわけもなく、公式HPによれば「大規模なセット ば火災現場に入れないため、観ているこ…

『心は孤独な数学者』読了 

「心は孤独な数学者」 著者 藤原正彦 出版社 新潮社 1997年10月30日発行 ここ数年まともに読書をしてこなかったせいか、何を手に取っていいのかも 分からなくなってしまった。以前は翻訳ミステリーが好きで、気に入ったものは 新刊をすぐ手に取っていたもの…

『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コルメス河畔通り23番地』鑑賞

タイトルが長すぎてなかなか覚えられない映画です。とはいえ一年越しで観たかった作品。昨年の「シャンタル・アケルマン映画祭」に続いて今年も開催となったのはうれしい限り。というか、去年は『オルメイヤーの阿房宮』を勇んで観に行ったものの、まさかの…

偶然か選択か

ここ最近観た映画とテレビ番組が内容が、なんとなく自分の中でつながっていて、 「これは偶然なのか、それとも知らないうちに選択したことの積み重ねなのか?」と思っている。 何かと話題豊富な『ター」を観に映画館へ。感想はまた別の機会にするとして(つ…

GW最終日、パン作りに失敗する

今日はGW最終日。昨日の夕方くらいから降り始めた雨は、予報を裏切ることなく今も降っている。家の子で過ごすと決めていたので、午前中はピアノの練習。練習っていってもね、はかどらないことはなはだし。ハノンをちょろっとやっては疲れ、ドホナーニに挑…

『ICE二人のプログラム』鑑賞

2018年製作 ロシア 107分 公開当時気にはなっていたものの、「これをロードショーで観るのか?」という 不遜な気持ちから見送った作品。二番館(今時こんな言い方しないかも)に降りてきたのでいそいそと鑑賞。 努力のかいあって、トップ選手とペアを…

『帰れない山』読了

原題:Le otto mongagne 著者:パオロ・コニェッテイ (Paolo Cognetti) 訳者:関口英子 2018年10月2日発行 新潮社 映画館で手に取ったチラシを読むと、原作小説の映画化と書いてあったので、 急いで図書館から借りてきた。 本の裏表紙には「町の少年…

『PLAN75』鑑賞

『PLAN75』 2022年製作 112分 日本・フランス・フィリピン・カタール合作 75歳以上になったら、生死の自己決定ができるようになった日本。そこで生きる高齢者は何を思い行動するのか。 こんな予想をしながら映画館に行ってみると、やはりテーマに沿った観客…

本日開設しました

過去に何度もブログを作っては削除し、引っ越しを繰り返してきました。 いろいろと飛びつく割には飽きっぽいという性格のせいでしょう。 今更変えられないので開き直って何度目かのデビューです。 計画だけは一人前で、このブログをご機嫌な場所にするために…