うたたね図書館

散らかった好奇心を集める場所

2024年映画初め

2024年は、いきなりの地震に飛行機事故と衝撃の幕開けとなりました。

能天気な私も、久々の大きな揺れを感じて1日は何だか頭がくらくらしたまま終了。2日目は訪問客対応で何となく終わってしまい、結局休み前から約束していた、新年会兼映画鑑賞が、今年の映画初めとなりました。

 一本目は『マッドマックス怒りのデス・ロード』。これは良かった。噂にたがわぬ良作と思いました。テレビで放送時の終了前20分程度を観たのですが、何だか釘付けとなりまして、ぜひ映画館の大画面でと思っていた作品。

 どこがいいとかはもう出尽くしていいると思いますけど、とにかくシャーリーズ・セロンがかっこいい。これに尽きるかなと。彼女の持ち味を生かした役柄設定に加えて、さらに彼女を魅力的に見せる衣装が良かった。完璧と思えるプロポーションを最大限に生かす、薄汚い戦闘服。ヘアも素敵。砂漠ではあのスタイル一択ですよね。フュリオサの故郷の仲間たちも面構えの良いご婦人が沢山でこちらも良かったな。物語も、一本の道を行って帰ってくるだけですが、バックストーリーを自分なりに描ける余白があるところが一番気に入っているところ。

 二本目は『ターミネーター2』 観たことはあるけれど、製作が1991年で33年前の作品とは!登場人物が誰一人携帯電話を持っていないのが新鮮です。リンダ・ハミルトンは2作目では女兵士というか、ものすごく鍛えられた姿を見せていて、物語りの時間が経過したとすぐに分かる仕掛けになっている。2029年は地球滅亡らしいけれど、あと5年かとこちらも驚き。とはいえ、現実でもいささか冗談では済まされない事態も見え隠れしているので、キャメロン監督はやはり先見の明があったのでしょうか?